コミュサカ界隈における、イキったヌルサポの功罪について考える。1.応援厨
コミュサカという言葉をご存知であろうか。
Jリーグ未満の、アマチュアカテゴリのサッカーを総称した言葉らしい。
聞くところによると、どうやらそのコミュサカ界隈が、Jリーグではイキりたくてもイキれないヌルいサポーター、いわゆるヌルサポたちが、イキり、あふれんばかりの自己顕示欲を満たし、日々マウンティングに励む場となっているようだ。
すなわち、コミュサカがヌルサポどもの「オレの考えた最強にカッケー応援(笑)」の発表会の様相を呈しているのだ。
おおよそ平和な状況ではない。
筆者としては、スポーツ観戦、応援活動とは、現場の選手たちと、そのスポーツへのリスペクトなくして行うべきではないとの心情から、アマチュアサッカーがヌルサポの「俺の考えた(以下略」の表現の場となっていることが嘆かわしく、腹立たしい。
今回は、そんなヌルサポの例を挙げ、傾向と対策について考えていこうと思う。
ヌルサポのなかでもわかりやすいのが、応援厨、すなわち応援行為と自慰行為をはき違えている連中である。上記の「オレの(以下略」こそが生きがいと考えているような奴だ。
応援厨の考えは至極単純だ。
某赤いチームのような一糸乱れぬ熱い応援を率いたい、ただそれだけである。
応援厨は応援を取り上げられると途端にだれる。
アマチュアサッカーでは、試合会場が鳴り物使用不可などということは珍しくないが、そんなとき明らかにやる気をなくすのがこの応援厨である。
また、コールやクラップ(手を叩くこと)の姿勢にも口うるさく、「オレの(以下略」にそぐわないサポーターを排除しようとする。
あくまで自分の応援が世界の中心なのだ。
そんな応援厨が恐れているのが、経験豊富なコアサポだ。
応援厨は大抵口だけで、応援技術はないので、到底太刀打ちできない。
そんなとき、応援厨が口にするのが、「オレと〇〇(コアサポ)は意見が合わない」、あくまで独自路線を貫くのだ。
「オレの(」を守るために。。
というわけで、応援厨への対処法は、やはり経験と実力のあるサポーターに任せることである。
応援厨がイキる環境を作らないこと、イキらせないことが健全な応援環境の第一歩だ。
今回は、アマチュアサッカーに巣くうヌルサポの一種、応援厨について書いた。
どんな時でも、どんな場所でも、どんな状況でも、サッカーと、現場で戦う選手たちへのリスペクトは忘れないようにしたいものである。